

子供と一緒に
農業を始めたきっかけは「子供と一緒にいたいから」でした。
学校がない日はいつも一緒に農作業をしています。
子供と一緒に安心・安全な生産をしたいという想いから、
無農薬・無化学肥料による栽培を行っています。

農家という生き方
前職はサラリーマンをしていました。毎日朝から晩まで仕事漬けの日々、子供と一緒に過ごす時間も無くただただ時間が過ぎていく、そんな生活をしていました。
「こんな生活、こんな環境では子供を育てられない」
そんな思いから、農家として生きる決意をしました。
何気ない幸せ
毎日の草取りや出荷のための調整作業など、とてつもなく地味な作業だとしても、子供と一緒だと全く苦ではありません。他愛のない話も、時には真面目な話も、仮に会話がなかったとしても、家族で一緒に農作業をしているそんな何気ない時間の中には、いつも「幸せ」が詰まっています。


自然に囲まれて
子育てのカタチは様々ですが、私は自然に囲まれながら伸び伸びと育つのが一番だと思っています。自然の中にはもちろん危険が潜んでいます。「なるべく子供が傷つかないように」「子供に危険が及ばないように」と守ることも大切ですが、「自分で体験し学ぶこと」の方がより重要だと感じます。学校では学べない学びが農業の中にはあります。自然から学び、自然の中に生きる、農業は子育てにおいてこの上ない環境となっています。
農業は楽しい
農業と聞くと、「大変」「割に合わない」というイメージを抱く方もいるかもしれません。確かにそれはあながち間違いではありません。必死に育てた野菜がほとんど虫に食われる、または災害でダメになり絶望することなんてざらにあります。それでも私は「農業は楽しい」と断言します。大自然の中で朝から家族で農作業をし、昼は地域の方から頂くお肉や野菜をみんなで食べ、家族全員で丹精込めて作ったネギを「美味しい」と言って食べてくれる人がいる。日本の農業の未来をより明るくするため、私たちは農業のあるべきカタチを追求し続けます。
